「ワールド・ウォーZ 」(原題: World War Z)(2013 米英)
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: DVD
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ブラピ主演で送る制作費1億ドル超の超対策!出来はゾンビのうんこでした。
点数は200円。
7月に映画館で3Dでみました。
なぜこれを見たかというと、ブラピ主演だったからと、原作小説を友だちに勧められて読んだからっていうのと、超大作って聞いたからでした。
ちなみに原作はこれです。Kindleで読めるし、読みやすいし、現実逃避できるのでオススメ!
ただ映画と原作はあんまり関係がないです。
- 作者: マックスブルックス
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/05/31
- メディア: Kindle版
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映画の方はなぜうんこだったか?
まずはストーリー説明。ネタバレちょいアリです。
ある日世界中でゾンビが大量発生し、世界はパニックに陥ります。
元国連職員のブラピは、突然発生したゾンビ事件の真相を探るため、世界中を飛び回ります。
発生地・北朝鮮→なんとか秩序を保っているイスラエル→ウイルス研究施設のあるベルギーかどっかの欧州。
ほんでウイルス研究施設でゲーム版バイオハザードみたいなことして無事解決。
1.CGも映像の迫力もすごい!
アクションもCGもすごいし、なにせ主演がブラピ。演技もシリアスです。
この映画のゾンビの特徴は、大群で猛突進するところ。これは最新のCGがないと描写できなかったそうです。
これがCGのメイキングビデオ。
WIRED's "Building a Better Zombie" - World War Z ...
2.展開がアホすぎる。
突っ込みどころが多いんです。
「え?このシーンでその判断する?」「なんでこうなるの?」ってモヤモヤします。
ブラピはその知能で本当に国連に就職できたの?って思います。
しかも最後はウイルス研究施設でゲーム版バイオハザードみたいなことします。
ここはゾンビもゆったり動くし、さっきの大群で猛突進の設定は見当たりません。
3.結果超大作にもバカ映画にもなれない。
B級映画なのかな?バカ映画なのかな?ッて思ってると、シリアスなブラピが出てきます。だからバカ映画のテンションにもなれない。テンションの調節が難しいんです。
しかも最後はまさかの研究施設オチ。
大群×猛突進のゾンビをどう掃討するのか、そこのスカっと感を楽しみたいのに消化不良です。
しかも映画中盤には「あ、ブラピは最強で絶対死なないんだな」ってのがわかるので、その研究施設でのバイオハザードごっこも緊張感がないんです。
ゾンビが大群でも突進でもないという、今までよりイージーな設定×無敵のブラピな感じなんで。
4.でも見る価値がないわけじゃない。
なんかブラピと最新鋭のCGを使ってここまで駄作作ったのかぁって思うと、家で見るのはいいのかな?とも思います。
映画館で3Dメガネを掛けてワクワクドキドキしながら見るのには向いてませんが、テレビの前でビール飲みつつ友達とブラピに突っ込みながら見るのは楽しそうです。
B級映画みたいに、ダメさを追求したわけでもなく、作り手側は至って真剣なので、ツッコミは結構楽しめるも。
という訳で
友達とビールのツマミにしろ!!レンタルしろ!
が結論となりました。