烏龍電影院(うーろんでんいんいん)

iTunesで見れる映画を紹介していきます。

このぶろぐについて

とりあえず映画ブログを始めたわけですがいろいろ壁にぶち当たっとります。
はてなブログ自体はAmazonもiTunesもYouTubeだってリンク貼りやすいのでかなり楽にブログが、しかもアフィリエイトブログが書けるので書いてて楽しいのですが、映画の批評となると結構難しい。

もう台湾に1年以上もいるし、日本語の文章と言ったらTwitterくらいしか書かなかったので長文を書くのに慣れなくなったのかもしれませんが、もう少しサクッと書けて良いブログにしたいです。
そのために何が必要か、現状を分析して目標を立ててみました。

もう少し短文で簡潔に、しかもユーモアに富んだ文章を短時間で書いて映画を紹介したい

いきなりタイトルから長い。これじゃダメですね。

まずは日本語の欠点である冗長な語尾から外していきたいです。

「ですます」などの敬体は、書き手の謙虚な態度を表し、読み手も気分よく読めるようになる、そういう効果があるわけです。
しかし欠点を言うと、文章が長くなることです。
それに、よく考えると感想は随筆なわけだから、ですます調のような敬体で謙虚な態度を演出するのは、これは書き手としての逃げではないか?とも思うわけです。
また、僕が元理系だからか、断定を避ける記述をすることがあります。
それが、「〜と思う」や、「〜することがある」と言った文の結び方に出てるのではないかと思います。
多少乱暴になることは恐れず、軽い文体で書いてみようと思います。いや、そうする。

映画の批評、紹介のフォーマットを決めたい

簡潔さや、速筆にはこれも大切っしょ。
やっぱ書いてる途中に「何に向かって書いてるか」がどんどんお粗末になってくと、言いたいことがごちゃごちゃに出てきちゃってタイトル組み直したり推敲したり無駄に時間使うもんね。

例えば1ストーリー説明 2ストーリーの質 3映像の質 4音楽、演技など 5感想まとめ みたいな。
紹介する上で言わなきゃいけないことと、自分が言いたくなることを予想して構成考えとかなきゃね。
後は1ストーリー説明 2いいとこ 3悪いとこ 4感想まとめ とか
1ストーリー説明 2興奮度 3退屈度 4呆れ度 5まとめ とか。どれにしようかな?
せっかく書くわけだし、この構成はこのブログ全体の方向性を決めるわけだし、ちょっとよく練ろう。

なんか映画レビューサイトとかで、こうやって構成ワケしてる奴見ると「おじさんプロ批評家気取りかよ。みっともないからやめてくれよ笑 ホームセンター行って車の備品でも買ってろ」とか思ってたけど、こう考えると大切だったんだなぁ。

評価基準を決めたい

何かのレビューを読んでて一番気になるところがこれ。
★4つ ってそれ何を基準に言ってんだよ?俺にすすめるのすすめないの?
誰かが見た時の感想の平均期待値が4つ星なの?それともお前の中でのお気に入り度合いなの?
お前のお気に入りなに?って全然知らねーヨーロッパの埃かぶったクラシックかよ。結局インテリ気取りかよ。映画雑誌に寄稿でもしとけカス。お前みたいなのが芸術を安易な懐古主義に陥らせるんだよ。て思っちゃう。
もっとわかりやすい評価基準が必要なんです。

他の人に薦めるのか薦めないのか。どういった層に薦めるのかとか考えると、他人基準じゃなく、自分基準の評価が一番確実で正直だと思います。

だから自分が「DVDを買いたいかどうか」「映画館で見たいかどうか」「新作レンタルで見たいかどうか」とか「何回も見たいかどうか」を基に簡単に記述できる評価表示を考えなければなりません。
「何回も見たいかどうか」は「DVDを買いたいかどうか」と同じような気も違うような気もするし・・・
ただ◎◯△☓とか、星5つ評価はあまりに主観的すぎるしブレそうだから嫌だ。

まとめ

  • 「ですます」を使わない軽い文体
  • 映画の感想文フォーマットの作成
  • ★5つ評価に変わる新しい点数の表示法の考案

ちなみにヤフー映画やみんなのシネマレビューよりrottentomatosとかIMDBのほうが当てになると思います。

『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty)(2012 米)

ビン・ラディンを探せ!美人CIA局員の奮闘。アメリカはどうやってビン・ラディンを殺したか?評価:600円

ストーリー

911テロの首謀者、ビン・ラディンを暗殺するため、ありとあらゆる方法を使ってビン・ラディンの居場所をあぶりだすCIAの物語です。
911の2年後、美人CIA局員が中東に派遣されます。
テロリストや関係者を拘束し尋問を続け、ビン・ラディンにつながる情報を少しずつ集めていきます。
仲間の死や、新たなテロリストグループへの対応など、どんどんリソースが割かれ、追い詰められていく彼女。
8年の歳月を経て、彼女の執念は実ったわけですが、アメリカ、CIAがどのようにして10年越しのFUCK YOUを成就させたか。
彼女の視点で追います。

感想 面白い!2回以上見れます。600円!

新作400円+旧作200円で600円評価!

最初の方は結構地味で、拷問とデスクワークの描写がちょっと退屈です。
スパイの仕事のほとんどが、デスクワークによる情報の整理と言われますし、しょうがないですよね。むしろリアルでしょう。
でも途中からCIAそのものがテロの標的となり、緊迫感のあるスパイ大作戦もあります。

それに実際の作戦を描いてるわけだし、よく考えたらスパイ映画好きにはたまらないですよね。
主人公が美人なので、スパイ映画モノの「渋いおっさんの謀略の交差」みたいなのはないですが。

それに最後のビン・ラディン暗殺では、ガンガン特殊部隊が出てくるので、ミリタリー映画が好きな人にもイイかも。

ただアカデミー賞にノミネートされまくったわけですが、正直そこまではナイです。
映画の内容というか、扱った事件の内容に比べて、小さく収まった感じはあると思います。

この監督、「アバター」「タイタニック」のジェームズ・キャメロンの元妻で、しかも戦争映画撮りまくっとるわけですが、
前作の「ハート・ロッカー」も、題材はすごい良かったのに、なんかちょっと間延びするというか、小さく収まるというか。

両作とも、映像はエッジがキイてて、しかもドキュメンタリーっぽいタッチなので好きな部類なのに、なんか小さく収まるんですよね。派手さに欠けます。
映画「ブラックホークダウン」好きが見ても気に入る映画です。でもブラックホークダウンと同列にはならない感じ。

映画の内容を見ると、公平性にかけるというか、プロパガンダな感じが出るんじゃないの?という気もしますが、それはありませんでした。事件として淡々と描くので、アメリカの愛国主義が鼻につくという感じはしませんでした。見る人によるかもしれませんが。
監督の前作です。

ハート・ロッカー(字幕版)

ハート・ロッカー(字幕版)

  • キャスリン・ビグロー
  • Drama
  • ¥2000

「ワールド・ウォーZ 」(原題: World War Z)(2013 米英)

ワールド・ウォーZ [DVD]

ワールド・ウォーZ [DVD]

ブラピ主演で送る制作費1億ドル超の超対策!出来はゾンビのうんこでした。
点数は200円。

7月に映画館で3Dでみました。
なぜこれを見たかというと、ブラピ主演だったからと、原作小説を友だちに勧められて読んだからっていうのと、超大作って聞いたからでした。

ちなみに原作はこれです。Kindleで読めるし、読みやすいし、現実逃避できるのでオススメ!
ただ映画と原作はあんまり関係がないです。

WORLD WAR Z(上)

WORLD WAR Z(上)


映画の方はなぜうんこだったか?

まずはストーリー説明。ネタバレちょいアリです。

ある日世界中でゾンビが大量発生し、世界はパニックに陥ります。
元国連職員のブラピは、突然発生したゾンビ事件の真相を探るため、世界中を飛び回ります。
発生地・北朝鮮→なんとか秩序を保っているイスラエル→ウイルス研究施設のあるベルギーかどっかの欧州。
ほんでウイルス研究施設でゲーム版バイオハザードみたいなことして無事解決。

1.CGも映像の迫力もすごい!

アクションもCGもすごいし、なにせ主演がブラピ。演技もシリアスです。
この映画のゾンビの特徴は、大群で猛突進するところ。これは最新のCGがないと描写できなかったそうです。
これがCGのメイキングビデオ。

WIRED's "Building a Better Zombie" - World War Z ...

2.展開がアホすぎる。

突っ込みどころが多いんです。
「え?このシーンでその判断する?」「なんでこうなるの?」ってモヤモヤします。
ブラピはその知能で本当に国連に就職できたの?って思います。

しかも最後はウイルス研究施設でゲーム版バイオハザードみたいなことします。
ここはゾンビもゆったり動くし、さっきの大群で猛突進の設定は見当たりません。

3.結果超大作にもバカ映画にもなれない。

B級映画なのかな?バカ映画なのかな?ッて思ってると、シリアスなブラピが出てきます。だからバカ映画のテンションにもなれない。テンションの調節が難しいんです。

しかも最後はまさかの研究施設オチ。
大群×猛突進のゾンビをどう掃討するのか、そこのスカっと感を楽しみたいのに消化不良です。
しかも映画中盤には「あ、ブラピは最強で絶対死なないんだな」ってのがわかるので、その研究施設でのバイオハザードごっこも緊張感がないんです。
ゾンビが大群でも突進でもないという、今までよりイージーな設定×無敵のブラピな感じなんで。

4.でも見る価値がないわけじゃない。

なんかブラピと最新鋭のCGを使ってここまで駄作作ったのかぁって思うと、家で見るのはいいのかな?とも思います。
映画館で3Dメガネを掛けてワクワクドキドキしながら見るのには向いてませんが、テレビの前でビール飲みつつ友達とブラピに突っ込みながら見るのは楽しそうです。
B級映画みたいに、ダメさを追求したわけでもなく、作り手側は至って真剣なので、ツッコミは結構楽しめるも。

という訳で

友達とビールのツマミにしろ!!レンタルしろ!

が結論となりました。

World War Z (Unrated Cut)

World War Z (Unrated Cut)

  • Marc Forster
  • Drama
  • USD 14.99

映画「ゼロ・グラビティ」見ました!

僕は今台湾に住んでいるんですけど、台湾は日本に比べて映画の上映が早いんですね。
なのでゼロ・グラビティ(原題:Gravity)見てきました。
もともとひと月くらい前に映画館で予告編を見て、ぱっと見シンプルそうだったんで
「あ、これ、中国語字幕わかんなくても英語聞き取れなくても大丈夫だな!ゆーてぃん(彼女)見に行こう!」って先週の木曜くらいに行ってきました。

映画『ゼロ・グラビティ』特報映像 - YouTube

結論から申しますと、この映画最高でございました。
アメリカ映画レビューサイトRotten Tomatoesで98%獲得は伊達ではありません。
というより、ココ数年映画館で見た映画の中では最高の出来でした。

ストーリーは
「宇宙飛行士2人が船外活動してるときに近くでロシアが爆破実験。
破片が2人の船を襲い大破。2人は頑張って生き延びようとする。」
って言う超シンプル。なにこれほんとにコレで90分持つの?ってくらいシンプル。
なのに泣く。感動系じゃないのに、別に監督底煽ってないのに泣いちゃいました。


じゃあ今から褒めるねこの映画!皆ポイント抑えてね!

1映像がすごい!

宇宙船大破!とか宇宙の闇に放り出される宇宙飛行士!とか。
そういうアクション!ディザスター!な映像もすごい!迫力!手に汗握る!
なのに、やっぱり宇宙って綺麗なんですね。それをきちんと描いてる。
宇宙ヤバイ。宇宙=永遠。だから恐いし、美しい。その宇宙の二面性を宇宙飛行士になりきって見れる。

2音がすごい!

宇宙の物理法則、地球と違うよね。宇宙空間では音は伝わりません。
結構色んな映画だと、演出上の観点からそれを無視しちゃって、隕石に「ゴゴゴゴ・・・」って音つけちゃったり・・・
でもこの映画はそれがない。きちんと宇宙服に振動として伝わらないと、俺にも主人公にもその音は聞こえない。そういうところをきちんと描いてる。
そして演出は演出で、きちんと音楽を巧みに使ってやっている。そこに感動した!

3演技がすごい

サンドラ・ブロックって俺もともとそんなに好きじゃない。
なんか特別キレイでもないし。おばさんっぽいし。顔でかいイメージあるし。出る映画が全部アラサーOLに媚び売ったみたいな映画ばっかなイメージあるし。
だけどこいつの演技ヤバかったわ。こいつの緊張感とか、宇宙のやばさに対する無力感
とか全部伝わる。すっげーリアル。演じてる感じ一切なし。
本当にこういう顔デカおばさんエリートが宇宙行って「やべー!」ってなってるとしか思えない。
制作時点では陰毛ジョリジョリーナとか、ナタリー・ポートマンとか候補上がってたみたいだったけど、同じ演技するとしても、パンピー感がある分、サンドラ・ブロックの優勝。
俺これほどまでに「演技!」を見せつけられた映画は存在しないかも。

4だから超リアリティ。

というわけで、この映画は、映画や演出が、「ドキュメンタリー」を超えるリアリティを持つということの証明になるような、そういう映画です。
そりゃそうだよね。本当のところはそうなんだよ。ドキュメンタリーが裏で演出ちょいちょいやっちゃって問題になるのは、ドキュメンタリーも本音では演出したいっていうことだよ。
それを映画はできるわけだよ。

最近映画っていうモノの立場は危うかったと思う。
youtubeで兵士目線のカメラで本当の戦争が見れる時代だもん。
ゲームで兵士視点で好きに戦場を駆け巡れるんだもん。
映画って何?ってみんな思ってたと思う。
俺はこの映画をみて、そういうところに自信持てたね。
映画ってこれだなぁ!
映画でしかできないことってあるんだなぁ!ってね。

監督について

この映画の監督は、映画「トゥモロー・ワールド」を作った人と同じなんだよね。
アルフォンソ・キュアロンっていう人。両方の映画で監督も脚本もやってる。
トゥモロー・ワールドもやばかったなぁ。コレも緊張感とリアリティがやばかった。
SFなのにこれほどリアルだと超現実逃避できるね。
iTunesのリンク貼ろうと思ったら無い!あれ?この前見たときはiTunes Storeに合った気がするけど。おいApple消すなよカス!今から話題になる監督の似た映画だから絶対話題になるって!
って言う訳でAmazonのリンク

iTunesのアフィリエイトプログラム登録してみたいのですが、承認まで5日かかるということでした。

なのでiTunesの映画を紹介するのは承認まで待って、今日は国内の映画配信サービスの海外からのアクセス対応状況を見てみましょう。

ちなみにHulu.jpはかなり厳しくIPを見ているらしく、そのへんで拾ったプロキシでは「コレはプロキシの疑いノウコウ ビビビ〜〜〜」ってはねられてしまいました。悲しかったです。

サービス名 特長 海外から
Hulu.jp ¥980で映画と海外ドラマ! NG
U-NEXT ¥1990で映画とドラマとAV! NG
iTunes レンタル200円~ OK

はてな記法で表を初めて作ってみたのでしょうが、いかがでしょうか?

映画のことを書いていくブログをはじめました!

映画が好きな24歳学生です。

僕はいま台湾に住んでいます。

日本ではHulu.jpで月額980円で映画にドラマに見放題な生活をしていたわけですが

台湾に来てからHulu.jpが国内専用ということに気付き、絶望したわけでありました。

 

徐々に中国語にも慣れ始めましたし、台湾人の友達と映画館に行くことも有るわけですが

やはりストーリーが込み入った映画は日本語字幕でみたい!

 

色々探した所、iTunesなら国外からでも映画を見ることができる!ということに気が付きました。

レンタル200円-400円といったところで「ぐぬぬ・・・」というエグい値段設定ではあるものの、もう他に手立てがないのでiTunes超リピートしているわけでございます。

 

というわけで、iTunesで見れる映画を中心に、最近見た映画を紹介していきたいと思います。